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ご近所会

ご近所会とは?

あなたの地域でも「ご近所会」を始めませんか? ― 今、関わりのある人への“気づき”をひろげましょう ―
 
伊丹市社会福祉協議会(以下、伊丹市社協)では、顔のつながる身近なエリアで、その地域(ご近所)の人たちが主体となって、日頃から気にかける必要があると思われる(気になる)人のことなどを共有し、地域の見守り・支えあいについて話し合う場を「ご近所会」と呼んでいます。この「ご近所会」は、地域の生活課題(困りごと)を早期に発見し、対応できる地域づくりにつながる見守り活動のひとつです。

“見守り”ってどういうこと?

住民の見守りは、お互いを気遣いあい、相手に関心を寄せること。まずは、住民同士が知り合い、つながることが見守りを進める第一歩です。
 地域ふれ愛福祉サロン等のような「つどいの場」では、人と人とが出会いつながることができ、そこから「気にかけあう関係」が生まれます。そうした「気にかけあう」関係から、互いのちょっとした変化や生活課題(お困りごと)に気づくことができるようになります。

“気づき”をひろげ、地域で気にかけあうための「ご近所会」

日常生活でのちょっとした変化に気づき、早期に対応できる地域づくりを進めるためには、その“気づき”を地域で共有し、話し合うことが大切です。より多くの人との関わり(気のかけあい)に変えていきましょう。
すでに、多くのつどいの場では、終了後に参加している人の気になる近況の情報交換等を自然と行っています。こうした気になる人の情報(気づき)を“意識的に”共有する場こそ「ご近所会」であり、地域の見守り・支えあいの意識が醸成されていくことが期待できます。

「ご近所会」のはじめ方

「ご近所会って何か新しいことを始めないといけないの?」と難しく感じるかもしれませんが、日頃の地域活動に少しプラスして話し合う時間をもつことで始められます。サロンや老人会等のつどい場の場合は、つどい場の反省会(打合せ)や片付けの時間に少しプラスして、気になる参加者について話し合うことから始めてみましょう。
 参加者の最近の様子やちょっとした変化、気になっていることなどの気づきを出し合うことで、気にかけあいや見守りなどの関わりに変えていくことが大切です。

アルビス寺本「なでしこ会」の場合

20年前頃から、サロン終了後、次回に向けたミーティングと準備作業をしながら、情報共有をするようになりました。
30分~1時間程度、気になる人の情報を共有しています。

情報共有の流れ

1.参加者の今日の様子を話す。
「あまり食事が進んでいなかった」「しんどいので昼から病院に行くと話していた」等、参加者の様子を話す。
2.本人の承諾を得て、民生委員児童委員からの報告
 「デイサービスに行くようになった」「ヘルパーが入るが見守りを継続しよう」等の報告を行う。
3.ボランティアからの報告
 「ゴミ出しを手伝って欲しいと相談があった」「サロンに来られていない方の様子」等の報告を行う。

ご近所会に関するQ&A

冊子『ご近所会のすすめ』では、「ご近所会」に取り組むためのポイントやヒントをQ&Aにしてご紹介しています。ぜひ、参考にして取り組んでみませんか?
地域で見守り活動を始めたい、「ご近所会」について詳しく知りたい等、伊丹市社協までお気軽にご相談ください!
<お問い合せ>
 地域福祉推進室 地域支援課 地域福祉推進担当 
TEL:072-785-0860 FAX:072-787-6911
MAIL:chiiki@itami-shakyo.or.jp
伊丹市社会福祉協議会事務局
〒664-0014 伊丹市広畑3丁目1番地 いたみいきいきプラザ2階
TEL:072-779-8512
FAX:072-777-0722

障害者福祉センター(アイ愛センター)
〒664-0015 伊丹市昆陽池2-10
TEL:072-772-0221
FAX:072-780-2897
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